老師の一言

１月１４日（月曜日）
今朝は、快晴。
しかし、気温は低くかなり寒い。
朝食は、配達方式。
朝、ホテルの部屋で出勤の準備をしているとＯ先生から電話があり、公安から連絡がきたとの事。
これから一緒に公安に行くので、支度をしてホテルで待っているようにとの指示だった。
しばらくするとＯ先生から再度TEL。
急いで下に下りていく。
その後、本社に寄り、公安に向かう。
今回の不法滞在（結局そうなってしまう）については、罰金。
その段階で１０日間のビザが発行され、一度国外退去処分となるそうだ。
その場で罰金を支払い（会社もち）、パスポートを返してくれるかと思ったら、再度ビザの申請のため、今度は違う部署で預かられてしまった。
ただ、今回は、１月１７日にビザを取りにこいという引換券が出された。
まあ、これがあれば、とりあえず安心か。
しかし、結局、韓国には、行かなくてはいけないようだ。
ここ威海からの距離と費用を考えるとやはり、韓国になるのだろうか。
逮捕、拘留という最悪の事態は免れたようだから、一応よしとするしかないなあ。
ただ、この後もどうも会社の対応がはっきりしないなあ。
とりあえず一度学校に戻る。

そこでまた、一難さってまた一難。
専科生の授業が終わっているため、学校側が教室と寮の暖房をすべて切ってしまったらしい。
それで、この寒さの中では、研修生たちが勉強できる環境にないと文句を言っているらしい。（おー、やはり、彼らは、自分のこととなると言うことは言うのだなあ。）
それで、当初来週からだった冬休みを少し早めにすることになるらしい。
しかし、これも不思議な話だ。
なぜならば、専科生がいなくなれば、学校側がこのような対応をすることはわかっていただろうに。
そうしたら、それに向けての対処も考えられていただろうに。
この辺が、中国人が無計画、目先だけと言われる所以だろうか。
そういえば、今日は、先月からずっと休んでいたＵ先生が久々に出勤していた。
辞める感じではないようだが。
研修生の授業を早めに切り上げて、会社の車でホテルまで送ってもらった。
明日から、どうしたらよいのだろうか。

１月１５日（火曜日）
朝は、いつもどおり食事に行く。
今朝は、また雪がちらほら舞っている。
時々強く降るのだが、今日は積もらないようだ。
食事の後、８時半から大連のＵさんと日本語を教える約束をしていたので、１時間ほど教える。
彼女は、英語も老人福祉も勉強しているようだ。なかなかの勉強家。
その後、学校に行ってみた。
まだ、研修生達の何人かは、残っていた。
これから、実家に帰るようだ。
その後、ホテルに戻って、DVDの準備や中国語の勉強をしていた。

１月１６日（水曜日）
今朝もかなり寒い。相変わらず朝食は、配達方式。
食事後、部屋で片づけをしていると、フロントから電話があり、Ｋさんが、来たとのこと。
いつも世話になっているので、浜松から持ってきてもらった土産を渡した。
彼女は、アルバイトを辞めたらしい。その後の仕事のことも決まっていないようだが、こういうところが、やはり、不思議なんだよなあ。次のことが決まっていないのに、辞めてしまうと言うのが。何とかなるのかな？

その後、今日も学校に行ってみた。生徒の数はどんどん減っているようだ。
ホテルに戻ってきた後は、結局ずっと部屋で過ごす。
昼過ぎにＯ先生から明日の朝、迎えにいるから部屋にいるようにとのメールが届いた。
さて、明日どのように動くことになるのだろうか。
夜、インターネットで日本のアニメ（メジャー）を見ていたら、寝るのが遅くなってしまった。
こちらでは、インターネットで日本のテレビ番組などは、相当たくさんのものを見ることが出来る。著作権問題、まだまだだなあ。


孫文の屋敷


青島の町１


青島の公園


ホテルから見た海岸線の夜景