再び中国へ

6月10日 水曜日

一昨日、夜少し荷物の準備はしたのだが、全くそれでは事足りず、昨夜は結局一睡もできないまま今日を迎えた。
今日は、再度中国に向かう日なのである。
今回も前回同様、山東省。
色々と考えてみたのだが、やはり、前回の威海での体験から山東省が安心との結論に達し、この訪中を決めた。
当然日本語を教えることになる。
場所は、済南市。
日本では、威海同様、あまり知られていないのではないような気もするが、実は山東省の省都(会都)。
私自身も初めての訪問となる。
中国では、最も暑いと言われている4つの町(重慶、南京、武漢、済南)のうちの一つである。
本当は、青島や煙台などの沿岸部の方が、海を見て育った日本人としては、ありがたかったのだが、これも経験だ。仕方が無い。

家を朝4時半に出発し、バスで中部国際空港に向かう。
その後は、今まで数回の訪中で多少慣れているため、順調に進んだ。
飛行機の遅れ等もない。
問題は、北京到着後である。
検疫のことも相当厳しいと聞かされていたから。
案の定、着陸後検疫官が乗り込んできて、体温チェックが始まる。着陸前に問診票の記入も要求されている。
チェックが始まってしばらくして、検疫官が数箇所で立ち止まり、その都度日本人乗務員(中国系の航空会社で始めて日本人CAに当たった。彼女はにほんじんCAらしい非常に細やかな対応だった)が呼ばれ、通訳をしていた。
どうも体温が高い客が、3人ほどいたらしい。それも前、中央、後ろとほぼ機体の全体にかかるくらいの範囲に。
え?このままだと恐れていた事態(10日間の足止め)になるのかなあ?
折角早めに着陸していたのだが、40分ほど止められた。
それでも、何とかOKが出て、無事飛行機から降りることができた。
ドキドキものだ。
降機後も、結構物々しい検疫体制の中を進み、何とか入国手続きが終わり、出迎えのLさんと合流できた。
検疫での時間ロスや広い空港の中の移動のことを考え、乗り換えの便に余裕を持ってくれていたのだが、ちょっとあり過ぎかな?なぜならば、6時間後になっていたから。
まあ、これも仕方が無いだろう。
Lさんと二人で飛行場内で食事をしながら、中国の様子や今後の取り組みについて、色々話を聞くことができ、まあ、これは、これで良かったかな。

Lさんと別れ、一人で済南行きの飛行機に乗り込み、いよいよ済南に向かう。
フライトは約1時間。
着陸したときには、既に日が落ち、ちょっと暗くなっていた。
ここでは、ほとんどフリーで出口まで行けた。
出口では、S主任と日本語教師のRさんが出迎えてくれた。

車で一路済南市内に向かう。
市内に入り運転手の含めて4人で食事。
いよいよ中国の生活のスタートだ。


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